『麻雀やろうぜ』は、片山まさゆき作品のキャラが登場する麻雀バラエティゲームです。

本作は『ぎゅわんぶらあ自己中心派』『スーパーヅガン』『ノーマーク爆牌党』など、片山まさゆき原作の麻雀漫画から多数のキャラクターが登場し、フルボイスで対局を盛り上げます。プレイヤーは個性豊かな雀士たちと対戦しながら、手牌記憶クイズや点数計算ドリルなどの学習モードも楽しめます。特に「チンイツの待ちを当てる」クイズは、麻雀初心者の脳を直撃する難問として話題になりました。

大会モードでは理不尽な逆転劇が頻発し、「6万点差からの連荘逆転」など、漫画的な展開がプレイヤーの心を折りにきます。とはいえ、フリーモードでは自然な配牌と流れが再現されており、純粋な麻雀対局としても十分に楽しめます。プロ声優による演技と、原作ファン向けの小ネタが随所に散りばめられた構成は、キャラゲーとしての完成度も高めです。

プレイステーション専用タイトルで、続編『麻雀やろうぜ2』も発売されています。片山作品の世界観を麻雀で再現した意欲作として、ファンからは「喋るだけで価値がある」と再評価されることもあります。