『おみせde店主』は、寂れた商店街「ドリーム通り」に自分だけのお店を開き、商店街一の店主を目指して奮闘する店舗経営シミュレーションRPG。1999年4月8日にテクノソフトからPlayStationで発売されました。

本作を開発したのは、硬派なシューティングゲーム『サンダーフォース』シリーズで知られるテクノソフトです。しかし、本作の内容はそのイメージとは真逆の、温かみのあるドット絵で描かれたほのぼのとした世界観が特徴です。プレイヤーは、パン屋、八百屋、おもちゃ屋、あるいは探偵や冒険者の店など、実に30種類以上(隠し職業含むと40種とも言われる)の多彩な職業からなりたいものを選び、テナントを借りて商売を始めます。

ゲームの流れは、商品を仕入れて陳列し、来店する客に販売して利益を上げるのが基本ですが、本作には「RPG要素」が色濃く盛り込まれています。商品の仕入れのために3Dダンジョンへ冒険に出かけたり、モンスターと戦ってレア素材を入手したりすることが可能。街が発展すれば王様が視察に訪れたり、年に一度の「綱引き大会」などのイベントが発生したりと、単なる経営シミュレーションの枠に収まらない「街づくり」と「生活」の楽しさが詰まっています。

【開発元:テクノソフト(Technosoft)】
長崎県佐世保市に拠点を置き、パソコンやメガドライブ時代から『サンダーフォース』『ヘルツォーグ・ツヴァイ』といった技術力あふれる硬派なゲームを送り出してきたメーカーです。その硬質なブランドイメージに対し、プレイステーション時代には本作『おみせde店主』や『ネオリュード』シリーズといった、柔らかい世界観のRPGやシミュレーションにも挑戦していました。本作は、同社の高い技術力が「遊びやすさ」や「丁寧な作り込み」の方向に発揮された、隠れた名作として愛されています。

おみせde店主(関連商品)

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