『チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV』は、1998年4月3日に光栄からWindows向けに、1999年2月25日にPlayStation向けに発売された歴史シミュレーションゲームで、『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズの第4作。
本作は、モンゴル帝国の創始者チンギス・ハーンの生涯を軸に、ユーラシア全土を舞台とした世界規模の統一戦争を描いています。プレイヤーはチンギス・ハーンをはじめとする複数の国家から1つを選び、内政・外交・戦争を駆使して覇権を目指します。シリーズ初となる世界一枚マップ制と箱庭内政システムを導入し、将軍単位での命令や都市ごとの開発が可能になりました。
将軍には政治・戦闘・知謀の能力値に加え、兵科適性や戦闘特技・内政特技などのパラメータが設定されており、人材運用と戦略構築の自由度が大幅に向上しています。さらに、シリーズで初めてパワーアップキット(PK)が発売され、シナリオ追加や機能拡張が行われました。『信長の野望』『三國志』と並ぶ「歴史三部作」の一角として位置づけられた本作は、シリーズ最終作にして最大規模のスケールを誇る集大成的作品です。













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