『ルフトヴァッフェ ドイツ空軍を指揮せよ』は、第二次世界大戦のドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)の部隊指揮官となり、激動の欧州戦線を戦い抜く戦術級空戦シミュレーションゲーム。1999年2月25日にビクターインタラクティブソフトウェアからPlayStationで発売されました。
本作は、一人のパイロットとして操縦桿を握るフライトシミュレーターではなく、飛行隊を率いる指揮官の視点で戦場をコントロールするリアルタイム・シミュレーション(RTS)です。プレイヤーはメッサーシュミットBf109やフォッケウルフFw190といったドイツ軍の名機を編成し、イギリス本土航空戦(バトル・オブ・ブリテン)や東部戦線、本土防空戦といった史実の戦場へ出撃します。
戦闘はフルポリゴンの3D空間で行われますが、プレイヤーが行うのは僚機への指示出しです。「攻撃」「援護」「離脱」といったコマンドを戦況に応じて下し、編隊空戦による集団戦法で敵機を撃墜します。登場する航空機は約100種類に及び、ドイツ機だけでなく連合軍のスピットファイアやマスタング、空の要塞B-17といった機体も忠実に再現されています。ミッションの間には、部下との会話や機体のカスタマイズといった要素もあり、大戦末期の敗色濃厚な状況下で戦うドイツ空軍の悲哀と誇りを追体験できる硬派な作品です。
本作の魅力は、何と言っても「敗者の美学」とも言えるドイツ空軍の興亡史にあります。圧倒的な物量を誇る連合軍に対し、優れた機体性能と熟練パイロットの技量で対抗した彼らの戦いは、多くのミリタリーファンを惹きつけてやみません。ここでは、ドイツ空軍のエースパイロットたちが残した戦歴や、当時の機体塗装、メカニズムを詳細に解説した書籍を紹介します。史実の背景を知ることで、ゲーム内のミッションに込められた意味や、部下たちのセリフの重みがより深く理解できるはずです。
図説 ドイツ空軍全史 [書籍]













コメントを追加