『さくま式人生ゲーム』は、1998年12月10日にタカラからPlayStation向けに発売されたボードゲームです。人生ゲーム30周年を記念して制作された本作は、桃太郎電鉄シリーズで知られるさくまあきら氏が監修を務め、従来の人生ゲームとは一線を画すユニークな演出が盛り込まれています。

プレイヤーは9つの職業から1つを選び、給料やイベント内容が職業ごとに変化する中で、結婚や転職、資産運用などの人生を歩んでいきます。ルーレットで進むマスには、ラッキー・デビル・ボーナスなど多彩なイベントが用意されており、給料アップカードやアイテムの活用によって戦略性が生まれます。

途中には「ボーナスタウン」が登場し、カードの購入や施設の利用が可能です。コースには分岐もあり、近道を選ぶかボーナスを狙うかの判断が求められます。結婚イベントでは8人の候補から相性を見て選択し、家庭を築くこともできます。最大5人までの対戦に対応しており、家族や友人とのプレイにも適した作品です。