『1on1』は、1998年にジョルダンから発売された、ハーフコートの1対1バスケットボールを題材にしたアクションゲームです。

最大の特徴は、井上雄彦(『SLAM DUNK』『BUZZER BEATER』)がキャラクターデザインと世界観設定を担当している点。舞台は“バスケ戦乱の世”と呼ばれる架空の世界で、プレイヤーは「1on1キング」を目指す“1on1侍”として、ストリートバスケの頂点を争います。

ゲームは格闘ゲームのような操作感で、殴る・投げる・ガード・カットイン・フェイントなどを駆使して相手を翻弄。ディフェンス時には振り向きざまに殴ってスティールするなど、ルール無用のバスケが展開されます。オフェンスは左右のカットインやジャンプシュート、ディフェンスは殴り・投げ・ガードの読み合いが重要で、実質“バスケ風格闘ゲーム”とも言える内容です。

モードはストーリー、対戦、練習、ミニゲーム(スリーポイントシュートアウトなど)を搭載。キャラごとに異なる性能とエンディングが用意されており、隠しキャラ「Dr.T」「KING」などの出現条件も存在します。