『ヴィジランテ8』は、1970年代のオイルショックに揺れるアメリカ西部を舞台に、重武装したマッスルカーやスクールバスが激闘を繰り広げるカーコンバットアクション。1998年11月12日にシスコンエンタテイメントからPlayStationで発売されました。
本作の開発は、後に『True Crime』シリーズなどを手掛けることになるアメリカの新鋭スタジオ・Luxofluxが担当しています。プレイヤーは、石油独占を目論む悪の組織「コヨーテ」か、それに立ち向かう自警団「ヴィジランテ」のいずれかの勢力を選択。マシンガン、ホーミングミサイル、地雷といった重火器を現地調達し、広大な3Dフィールドで敵車両を破壊し尽くすバトルロイヤルに挑みます。
特筆すべきは、70年代ファンクやディスコミュージックに乗せて展開される、バカバカしくも爽快な破壊劇です。使用できる車両は、ボンネットに機関銃を積んだスポーツカーから、ミサイルをぶっ放すスクールバス、果てはUFOまで多種多様。各車両には固有の「スペシャルウェポン」が用意されており、コマンド入力によるコンボ攻撃や、ステージ内の建造物を破壊して敵を巻き込むといったテクニカルな戦術も可能です。海外では『Twisted Metal』と人気を二分した名作であり、日本でもその手軽さと奥深さから、対戦ツールの定番としてカルト的な支持を集めました。
【開発元:Luxoflux(ルクソフラックス)について】
Luxofluxは、1997年に設立されたアメリカのゲーム開発会社です。デビュー作である本作『Vigilante 8』でいきなり高い評価を獲得し、カーアクションゲームの新たな旗手として注目されました。その後、オープンワールドアクション『True Crime』シリーズなどを開発し、Activision傘下のスタジオとして2010年まで活動を続けました。













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