『サイレントメビウス CASE:TITANIC』は、麻宮騎亜氏による人気SFコミック『サイレントメビウス』を題材に、原作者自らが総監督を務めたコマンド選択式アドベンチャーゲーム。1998年10月8日にガイナックスからPlayStationで発売されました。
本作は、1990年にPC-9801などのパソコン向けに発売され、そのクオリティの高さでファンを唸らせた名作ソフトの移植版です。舞台となるのは西暦2026年の電脳都市・東京。あろうことか「1912年に沈没したはずのタイタニック号」が突如として上空に出現するという、SFとオカルトが融合した衝撃的な事件を描きます。プレイヤーは原作の主人公・香津美リキュールではなく、ケンブリッジ大学から招かれた「タイタニック研究家(オリジナル主人公)」の視点で物語に参加。対妖魔特殊警察「AMP(アンプ)」のメンバーたちと協力し、幽霊船と化したタイタニック号の内部を探索します。
ゲームシステムは往年のコマンドアドベンチャーを踏襲しつつ、要所で発生する妖魔との戦闘ではRPG風のコマンドバトルが展開されます。PlayStation版の魅力は、何と言ってもテレビアニメ版と同じ豪華声優陣によるキャラクターボイスの収録です。香津美(CV:松井菜桜子)、キディ(CV:鶴ひろみ)、那魅(CV:本多知恵子)といった個性豊かな隊員たちとバディを組み、会話を重ねながら謎を解き明かす過程は、ファンにとって至福の体験と言えるでしょう。
『サイレントメビウス』は、1988年から連載が開始された麻宮騎亜の代表作です。近未来の東京を舞台に、異世界から現れる妖魔(ルシファーホーク)と戦う、女性だけの特殊警察「AMP」の活躍を描いたSFアクション作品。スタイリッシュな作画と「魔法」と「科学」が共存する世界観が一世を風靡し、アニメ、映画、小説、舞台など多岐にわたるメディアミックス展開が行われました。
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