『ラリー・デ・アフリカ』は、プレイステーション中期にプリズム・アーツから発売された、知る人ぞ知る良質な3Dラリーレースゲーム。1998年9月23日に発売されました。
本作を一言で表すなら、「PSで遊べるセガラリーへの熱烈なオマージュ」です。開発元のプリズム・アーツは、前作『サーキットビート』での経験を糧に、挙動エンジンを一新。実在のWRCカーをモデルにした(ライセンスはないため架空名称の)マシンを操り、サバンナ、ジャングル、雪山といったアフリカの雄大な大自然を爆走します。
ゲームシステムは、最後尾の12位からスタートして制限時間内にトップを目指すという、往年のアーケードスタイルを採用。リアルなシミュレーターではなく、アクセル全開でコーナーに突っ込み、派手なドリフトで駆け抜ける爽快感を重視しています。
また、本作には開発者の遊び心が爆発した有名な隠し要素(裏技)が存在します。レース中にシフトレバー(L/Rボタン)をカチャカチャと特定のリズムで入力すると、画面にハートマークが飛び交い、ナビゲーターの声で「I Love You!」と愛を囁かれるという、謎すぎるイースターエッグが仕込まれています。この怪現象は続編の『ラリー・デ・ヨーロッパ』にも継承されており、硬派な見た目に反したユーモアも魅力の一つです。
【開発元:プリズム・アーツについて】
プリズム・アーツは、1990年代後半に活動した日本のゲームメーカーです。レースゲームの開発に定評があり、本作の続編となる『ラリー・デ・ヨーロッパ』では、さらに車種やコースを充実させ、ファンの間では「PS1屈指のラリーゲー」として高く評価されています。また、格闘ゲーム『ランナバウト』シリーズ(開発:クライマックス)の発売元としても知られています。













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