『蘭未ちゃんの大江戸すごろく 慶応遊撃隊外伝』は、メガCDやセガサターンでカルト的な人気を博した『慶応遊撃隊』シリーズのキャラクターが登場する、パーティーボードゲーム。1998年9月17日にビクターインタラクティブソフトウエアからPlayStationで発売されました。
本作は、シリーズの顔であるバニーガール姿の江戸っ子娘「七光蘭未(ななひかり らみ)」と、そのペット「ポチ」たちが、江戸の町を舞台にすごろく勝負を繰り広げるスピンオフ作品です。過去作では横スクロールシューティング(メガCD版)、横スクロールアクション(サターン版)とジャンルを変遷させてきた本シリーズですが、本作では突如として「土地購入型ボードゲーム」へと変貌を遂げました。
ルールは「いただきストリート」や「モノポリー」に近い資産運用型で、サイコロを振ってマップを周回し、長屋や商店を購入して通行料を稼ぎ、目標金額の達成を目指します。「地上げ」「買占め」「横どり」といったえげつないカード攻撃が飛び交うシステムは、可愛らしい見た目に反してシビアな駆け引きが必要です。また、シリーズファンにとっての大きなトピックとして、蘭未の声優が前作までの菅野美穂から、実力派声優の長沢美樹に変更されている点が挙げられます。知る人ぞ知る名作の世界観を、手軽なテーブルゲームとして再構築した一本です。
『慶応遊撃隊』は、1993年にメガCD用ソフトとして第1作が発売されたシューティングゲームシリーズです。江戸時代と近代兵器が入り混じった奇抜な世界観と、主人公・蘭未のコミカルなキャラクター性が話題となりました。特にサターン版『活劇編』までは、当時アイドルだった菅野美穂が声優を務めていたことでも知られています。













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