『ガブル』は、PCゲーム市場で評価された『Gubble』をPlayStation向けに移植した、ユニークな3Dアクションパズルゲーム。1998年9月17日に株式会社アスクから発売されました。
本作の主人公は、奇妙だが愛嬌のあるエイリアン「ガブル」。プレイヤーは彼を操作し、ステージ上の地面や壁に打ち込まれた「釘」「ネジ」「ボルト」といった留め具を、すべて取り外すことを目指します。ユニークなのは、ただ触れるだけではなく、釘にはハンマー、ネジにはドライバー、ナットにはレンチといった具合に、**それぞれの留め具に対応した「工具」を現地調達して使い分ける必要がある**点です。
敵キャラクターも登場しますが、ガブルには攻撃手段がありません。ひたすら敵を避けながら適切な工具を探し、キュキュッとネジを緩めていくという、暴力表現の一切ない「ピースフルなゲーム性」が特徴です。しかし、見た目の可愛らしさとは裏腹に、パズル要素とアクションのタイミングはシビアで、後半ステージでは緻密なルート構築が求められます。現在では流通量が少なく、プレミアソフトとしても知られる隠れた名作です。
Actual Entertainmentは、アーケードゲームの名作『マーブルマッドネス』などの開発に関わったフランツ・ランツィンガー(Franz Lanzinger)らが設立したアメリカのスタジオです。本作『Gubble』は彼らの代表作であり、PC版を中心に世界中でリリースされました。暴力要素を排したデザインは、当時のファミリー向けゲーム市場を強く意識したものでした。













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