『Mystic Mind 〜揺れる想い〜』は、就職・転職情報や将棋関連事業で知られる毎日コミュニケーションズ(現・マイナビ)が、ゲーム市場へ本格参入して送り出したPlayStation用恋愛シミュレーションゲーム。1998年9月3日に発売されました。開発は『あすか120%』シリーズなどで知られるファミリーソフトが担当しています。
本作の最大の特徴は、恋愛シミュレーションとしては珍しい「男女兼用」システムを採用している点です。プレイヤーは、転校生の男子「葛城圭(CV:遠近孝一)」か、幼馴染の女子「河合めぐみ(CV:桑島法子)」のどちらかを主人公として選択し、高校3年生の1年間を過ごします。男性視点では美少女たちを、女性視点では美少年たちを攻略対象とすることができ、1本のソフトで2倍、あるいはそれ以上の楽しみ方が可能です。
さらに本作を異色作たらしめているのが、「いつでも告白・破局・復縁が可能」という自由度の高さです。多くの同ジャンル作品が「卒業式での告白」をゴールとするのに対し、本作では条件さえ整えば学期の途中でも交際をスタートでき、さらには付き合った相手を振って別の相手に乗り換えることや、一度別れた相手とヨリを戻すことさえシステム上可能となっています。
声優陣も非常に豪華で、メインのヒロイン・ヒーロー役に皆口裕子、冬馬由美、氷上恭子、関智一、緑川光、堀川りょうといった実力派を起用。単なる学園ドラマにとどまらない、現実の恋愛のような揺れる想いと、プレイヤーの行動次第で泥沼化する人間関係を体験できる意欲作です。
【開発元:ファミリーソフトについて】
ファミリーソフトは、1980年代後半から活動していた日本のゲームメーカーです。PC-98時代の『あすか120%』シリーズなどの美少女格闘ゲームでカルト的な人気を博しました。本作のようなシミュレーションゲームの開発も得意としており、特にキャラクター重視の作品作りには定評がありました。
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