『SDガンダム GGENERATION』は、1998年8月6日にバンダイからPlayStation向けに発売されたシミュレーションゲームで、Gジェネレーションシリーズの記念すべき第1作です。開発はトムクリエイトが担当し、メディアはCD-ROM2枚組(通常版には特典ディスク「PREMIUM DISC」同梱)で構成されています。
本作は、宇宙世紀を中心としたガンダム作品の名場面を再現する「シチュエーションモード」を軸に構成されており、『機動戦士ガンダム』から『逆襲のシャア』までの時系列に沿った全42ステージが収録されています。登場ユニットは470体以上、キャラクターは160人以上にのぼり、当時としては圧倒的なボリュームを誇りました。さらに、『F91』『V』『G』『W』『X』などの主役機体も登場し、バトルマッチモードで使用可能です。
ゲームシステムは、ユニットの開発・設計・捕獲・レンタルといった独自要素を備えており、戦艦に搭載されたユニットを出撃させて戦う戦術性の高い構成となっています。また、特定の条件を満たすことでオリジナルキャラクター(志願兵)を自軍に編入することも可能です。戦闘演出はアニメーション付きで、当時のPlayStation作品としては高い表現力を持っていました。
PREMIUM DISCには、スペシャルセーブデータや劇場版ガンダムのCM映像、他のガンダムゲームのプロモーション映像などが収録されており、ファン向けの特典としても価値の高い内容でした。
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