『はいぱぁセキュリティーズ2』は、犯罪が増加し警察が民営化された近未来を舞台に、民間警備会社の課長となって3人の美少女ポリスを育成・指揮するシミュレーションゲーム。1998年6月25日にビクターインタラクティブソフトウェアからプレイステーションで発売され、セガサターンで発売された前作『はいぱぁセキュリティーズS』の流れを汲む続編として登場しました。

物語の舞台は、東京湾を埋め立てて建設された新都市「江戸ニューポート」。プレイヤーは新興警備会社「ハイパーガードシステム社」の特別交通機動課課長となり、部下である3人の女性隊員「萌花(モカ)」「絵麗奈(エレーナ)」「摩樹奈(マキナ)」と共に、街の治安を守りながらライバル企業とのシェア争いに挑みます。ゲームは1週間単位で進行し、「射撃」や「運転」などの訓練スケジュールを組んで隊員を育成する「シミュレーションパート」と、パトカーやヘリで犯人を追跡する「アクションパート」を交互に行います。

特に戦闘シーンはユニークで、3Dで描かれたカーチェイス中に回転するリボルバー(スロット)を止め、出た目の武器で攻撃するという運とタイミングが絡むシステムを採用しています。敵の車両を破壊するだけでなく、説得して戦意を喪失させる「精神攻撃」も可能で、部下の育成方針によって脳筋プレイや知能犯逮捕など戦術が変わるのが特徴です。また、隊員たちとの信頼関係が深まれば、デートや結婚といったギャルゲー的なエンディングを迎えることも可能です。

『はいぱぁセキュリティーズ2』は、パック・イン・ソフトが企画・開発したオリジナルゲーム作品です。前作にあたる『はいぱぁセキュリティーズ』シリーズの世界観を継承しており、美少女×メカ×警察という王道の組み合わせを軸にしています。

はいぱぁセキュリティーズ