『キングオブパーラー2』は、パチンコホールの店長となり、自分の店を地域一番の人気店へと育て上げるパチンコ店経営シミュレーションゲームの第2弾。1998年6月11日にティー・イー・エヌ研究所からPlayStationで発売されました。

本作は、パチンコ台を打って楽しむ実機シミュレーターとは一線を画し、あくまで「経営者」の視点に特化しているのが特徴です。プレイヤーに課せられた業務は多岐にわたります。毎日の売上管理はもちろんのこと、客付きを左右する「新台入替」、利益を確保しつつ客を生かさず殺さず調整する「釘調整」、さらには店員の接客教育や広告宣伝まで、ホール運営の裏側をリアルに体験できます。

収録されているパチンコ台は、権利関係に縛られないゲームオリジナルの架空機種が中心ですが、セブン機、権利物、羽根モノといった多彩なスペックが用意されており、それぞれの客層に合わせた機種構成を練る戦略性が求められます。ライバル店との競争に勝ち抜き、巨万の富を築いて「パチンコ王」の称号を手にするか、あるいは閑古鳥が鳴いて倒産するか。煌びやかなネオンの裏にある、シビアな数字との戦いを楽しめる一作です。

本作を手掛けたティー・イー・エヌ研究所は、パチンコ・パチスロ関連のゲームソフトを数多くリリースしていたメーカーです。『パチスロマスター』シリーズなどでは実在メーカーの機種を忠実にシミュレートしていましたが、本シリーズ『キングオブパーラー』では、「店を経営する」というマクロな視点を重視し、独自の立ち位置を築きました。ギャンブルそのものではなく「ギャンブル産業」をゲーム化するというニッチなアプローチは、当時のPS市場の多様性を象徴しています。

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