『グレイトラグビー実況’98 ワールドカップへの道』は、PlayStation市場では数少ない本格的なラグビーゲームであり、コアなファンの間で「隠れた名作」として語り継がれる一本。1998年5月21日にネクサスインターラクトから発売されました。

本作の正体は、海外で「史上最高のラグビーゲーム」との呼び声も高い名作『Jonah Lomu Rugby』の日本ローカライズ版です。開発は『ストライカー』シリーズなどで知られる英国のRage Softwareが手掛けており、その完成されたゲームエンジンをベースに、日本向けのアレンジが施されています。最大の特徴は、日本ラグビーフットボール協会の公認を受け、当時の日本代表選手たちが実名で登場すること。平尾誠二、元木由記雄、吉田明といったレジェンド級の選手たちを操作し、強豪ひしめくワールドカップの舞台に挑むことができます。

タイトルにある「実況」を担当したのは、ラグビー中継でおなじみのフリーアナウンサー・土居壮氏。氏の熱のこもったボイスが試合の臨場感を高めます(一部、珍妙なコメントも含まれますが、それもまた味です)。操作系はパス、キック、タックルが直感的に繰り出せるアーケードライクな手触りで、複雑なルールを熟知していなくてもスピーディな展開を楽しめるのが魅力。マルチタップを使用すれば最大4人での同時対戦も可能で、スポーツゲームとしての純粋な面白さを備えた作品です。

本作が発売された1998年は、翌1999年のウェールズ大会を控えた時期であり、日本ラグビー界が世界への挑戦を続けていた時代です。ゲーム内には当時の代表選手たちが実名で登録されており、平尾誠二監督体制下での激闘を追体験できます。また、ベースとなった『Jonah Lomu Rugby』の冠名であるジョナ・ロムは、ニュージーランド代表の伝説的なウイングであり、ラグビー史上最強のフィジカルモンスターとして知られています。

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