『修羅の門』は、川原正敏による伝説的格闘漫画を3Dポリゴンで再現した対戦格闘ゲーム。1998年4月2日に講談社からPlayStationで発売されました。

原作の「第一部」から「第三部」までの主要キャラクターである陸奥九十九、海堂晃、片山右京、イグナシオ・ダ・シルバ、レオン・グラシエーロらが3Dモデルとなって登場します。本作最大の特徴は、原作の残酷さを再現した「部位破壊(骨折)」システムです。関節技などを決めることで相手の腕や足を「折る」ことが可能で、腕を折られたキャラクターはその腕を使う技が使用不能になり、足を折られれば移動速度が激減するという、格闘ゲームとしては異例のシビアなリアリティを追求しています。

しかし、本作は別の意味でも伝説となっています。PlayStation後期にもかかわらず初期レベルの粗いポリゴン、打撃音が「ペチッ」と鳴るだけのチープな効果音、そして格闘ゲームの華である**キャラクターボイスが一切収録されていない**という静寂な仕様が話題となりました。オープニングムービーに至っては、暗闇の中で神武館館長・龍造寺徹心(のようにも見えるポリゴン)が延々と2分半にわたり空手の型「転掌」を演舞し続けるというシュールな映像が流れます。これらの要素から、ゲーム誌のレビューで歴史的な低得点を記録したことでも知られるカルト作です。

原作『修羅の門』は、1987年から1996年まで『月刊少年マガジン』で連載された格闘漫画です。千年の歴史を持つ古武術「陸奥圓明流」の継承者・陸奥九十九が、地上最強を証明するために世界中の格闘家たちと死闘を繰り広げる姿を描き、累計発行部数3000万部を超える大ヒットを記録しました。

修羅の門 (文庫版コミック)

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