『音楽ツクール かなでーる2』は、五線譜に音符を配置して作曲を行う本格的な音楽制作ソフト。1998年3月12日にアスキーからPlayStationで発売されました。
スーパーファミコンで発売された前作『かなでーる』の正統続編です。ハードがPlayStationになったことで表現力が飛躍的に向上し、同時発音数は24音、使用できるトラック(パート)数は8から16へと倍増しました。105種類以上の楽器音色を収録しており、オーケストラからバンドサウンドまで幅広いジャンルの楽曲制作に対応しています。入力方式は、画面上の五線譜に音符や休符を並べていくスコア入力形式を採用しており、楽譜の知識がある人には直感的に、そうでない人にも「鼻歌入力」や「自動伴奏機能」といったサポート機能で作曲を支援します。
本作で作った楽曲データは、メモリーカードを介して同社の『RPGツクール3』や『サウンドノベルツクール2』にコンバートすることが可能です。これにより、自作のゲームにオリジナルのBGMを組み込むという、クリエイターの夢を実現できるツールとして重宝されました。また、サンプル曲のクオリティが非常に高く、特に「エキサイティング」などの楽曲は、その完成度の高さからユーザーの間で語り草となっています。
本作の開発は、『コットン』シリーズや『サイヴァリア』などで知られるサクセスが担当しています。同社はシューティングゲームのイメージが強いですが、SFC版の初代『かなでーる』や『RPGツクール2』の開発も手掛けており、90年代のツクールシリーズを技術面で支えた功労者でもあります。













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