『X.RACING(エックス・レーシング)』は、なんでもありの過激な公道レースを描くアーケードスタイル・レーシングゲーム。1998年2月11日に日本物産(ニチブツ)からPlayStationで発売されました。

本作は、ビック東海から発売された『バーニングロード』の開発チーム(フランスのToka)が手掛けた事実上の続編にあたります(海外版タイトルは『Explosive Racing』)。前作同様、コース上の障害物を破壊しながら爆走する豪快な挙動が特徴ですが、本作ではさらに「ギミック」が強化されています。落石やドラム缶が転がるのは序の口で、突然の落雷や、コース上に「お化け」が出現するホラーな演出まで飛び出す、洋ゲー特有の破天荒な世界観が展開されます。

プレイヤーはティナ、アンガス、マックスといった個性的なドライバーと、それぞれ性能の異なるマシン(スポーツカーからトラック、バイクまで)を選択して参戦します。レース中はライバル車への体当たりが有効な戦術となるほか、ショートカットルートの発見が勝敗を分ける鍵となります。BGMにはボーカル入りのロックサウンドを採用しており、90年代アーケードレースの熱気と大味な魅力を家庭用で再現した一作です。

本作の開発元であるTokaは、フランスを拠点としていたデベロッパーです。『バーニングロード』や本作のように、セガの『デイトナUSA』などのアーケードレースゲームを意識した、爽快感重視のタイトルを得意としていました。日本での発売元である日本物産(ニチブツ)は、麻雀ゲームの老舗として知られますが、PS時代にはこうした海外製ゲームのローカライズも積極的に行っていました。

X.RACING (ゲームソフト)

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