『R-TYPES』(アール・タイプス)は、シューティングゲームの金字塔『R-TYPE』とその続編『R-TYPE II』のアーケード版2作品を完全収録した、PlayStation用アンソロジーソフト。1998年2月5日にアイレムソフトウェアエンジニアリングから発売されました。

本作は、後に発売される『R-TYPE Δ』へ向けたプロジェクトの一環としてリリースされた「R-TYPE復活の狼煙」とも言える一本です。特筆すべきは、その恐るべき移植精度の高さにあります。開発を担当したのは、確かな技術力で知られるラクジン。単にゲームを動かすだけでなく、アーケード基板特有の「処理落ち」までも忠実に再現するオプションを用意し、当時のプレイ感覚を100%蘇らせることに成功しています。

さらにファンを狂喜させたのが、本作独自のデータベースモード「R’s MUSEUM(アールズ・ミュージアム)」の搭載です。ここではシリーズの詳細な年表、敵生命体「バイド」の生態図鑑、開発当時の企画書やイラストといった貴重な設定資料を閲覧可能。これまで謎に包まれていた「バイド帝国」の深淵な設定が公式に体系化されたことで、本作は単なるゲームソフトを超えた「第一級の研究資料」としての地位を確立しました。『II』のクリア後には新規制作されたエンディングムービーも追加されており、過去の名作を現代の技術で保存・継承しようとする執念が詰まった決定版です。

本シリーズに登場する敵「バイド」は、単なるエイリアンではなく、26世紀の人類が開発した「自己増殖する生体兵器」が暴走し、時空を超えて現代に襲来したという絶望的な設定を持っています。精神を汚染する波動や、機械と融合するグロテスクな生態は多くのSF作品に影響を与え、その悲劇的なバックストーリーはファンの考察対象となり続けています。

伝説の機体をその手に!R-TYPEのプラモデル

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