『わくわくダービー』は、競走馬の育成とレースをボードゲーム形式で楽しむ競馬バラエティゲーム。1997年12月18日にケイエスエス(KSS)からPlayStationで発売されました。

プレイヤーは馬主となり、スゴロク状のマップを進みながら愛馬を育成します。止まったマスのイベントによってステータスが変化したり、アイテムを入手したりするボードゲームパートと、育てた馬を出走させて賞金を稼ぐレースパートを繰り返して進行します。リアルなシミュレーターではなく、デフォルメされた馬たちが走る親しみやすいビジュアルを採用しており、最大4人までの対戦プレイに対応しています。

レースシーンは3Dグラフィックで描かれ、コース適性(芝・ダート)や距離の概念もしっかり実装されています。単なる運任せではなく、馬の特性を見極めた出走登録や、ボードパートでの戦略的な育成が勝利の鍵を握ります。キャラクターデザインには野村有紀子、サウンドコンポーザーには『ミスティックアーク』などで知られる森彰彦を起用しており、マイナータイトルながら丁寧な作り込みがなされています。

発売元のケイエスエス(KSS)は、90年代に『竜機伝承』や『下級生』などのPCゲーム移植やOVA製作で存在感を示したメディア企業です。本作のようなオリジナル作品も手掛けており、その多くにはアニメ業界のノウハウを活かしたキャラクター性が盛り込まれていました。

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