『オールスター麻雀 華麗なる勝負師からの挑戦』は、ジャーナリスト、作家、学者といった各界の著名人たちが実名で登場し、最強の勝負師の座をかけて卓を囲む麻雀ゲーム。1997年9月18日にポニーキャニオンからPlayStationで発売されました。
本作は、単なるプロ雀士ではなく、テレビや書籍で活躍する「文化人」たちを対戦相手に迎えた異色の麻雀ソフトです。ニュースキャスターの筑紫哲也氏、「ムツゴロウ」の愛称で知られる作家の畑正憲氏、ハードボイルド作家の大沢在昌氏、漫画家の黒鉄ヒロシ氏、経済人類学者の栗本慎一郎氏など、総勢19名もの豪華スターが出演しています。彼らは実写取り込みの顔グラフィックで表示され、対局中には本人のボイスによるポン・チー・ロンの発声や、状況に応じたカットイン演出が挿入されます。
ゲームモードには、15人のスターを一人ずつ撃破していく「勝ち抜き戦」や、特定のメンバーと対戦する「フリー対局」などが用意されています。各キャラクターにはそれぞれの性格を反映した打ち筋(思考ルーチン)が設定されており、例えばムツゴロウさんは動物的勘で攻める、作家陣は論理的に打つといった個性が表現されています。また、麻雀以外にも隠し要素としてシューティングゲームなどのミニゲームが収録されており、対局の合間に楽しむことが可能です。普段は堅いイメージのある文化人たちが、麻雀牌を前に一喜一憂する姿を見ることができる、バラエティ豊かな一本です。
本作に出演している著名人たちは、いずれも昭和から平成にかけて日本のメディアを賑わせたスターばかりです。特に「ムツゴロウさん」こと畑正憲氏は、無類の麻雀好きとしても知られ、日本プロ麻雀連盟の相談役を務めるほどの実力者でした。彼らの本業である小説やエッセイ、あるいは出演番組の映像作品に触れることで、ゲーム内で見せる勝負師としての顔とはまた違った知的な一面を知ることができます。













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