『グラディウス外伝』は、プレイステーション用ソフトとして発売された横スクロールシューティングゲーム。シリーズ従来の伝統を踏襲しつつも、シールドを1番目に持ってきたりとパワーメーターの順序を自在に入れ替えることが出来るほか、2人同時プレイが可能など、家庭用ならではの追加要素が導入されている。

ストーリー

第3次バクテリアン戦役(グラディウスIII)において、バクテリアン星団の中枢を破壊、その殲滅に成功したグラディウス星は侵略の脅威から解放された。

それから数百周期…永き平和の中で、飛躍的な発展と進歩を遂げた文明によりかつてないほどの繁栄の時を迎えていたグラディウスだったが、悪夢は全く突然に再び彼らの前に現れた…

戦役以前から「闇の宙域」として恐れられ、近づくことを禁じられていた暗黒星雲に向かった探査船が消息を絶ったのを皮切りに、付近の植民惑星やコロニーが次々と正体不明の何者かの攻撃によって壊滅させられていったのである。

長い平和の中で戦いを忘れつつあったグラディウス軍は、各所で敗走につぐ敗走を重ね、正体不明の敵の進撃はついにグラディウス本星をもその魔手に捕えようととしていた。

ここにいたり、グラディウス軍司令部は最後の賭けに出た。敵の発生源であり侵略拠点でもある暗黒星雲中心部に対して、最新鋭超時空戦闘機4機による奇襲作戦を発動したのである。
グラディウス星の命運を担い、4つの翼が今、銀河の深淵に向けて飛び立った。