『ヴァーチャルボウリング テンピンアレイの奇跡』は、物理演算に基づいたリアルなピンアクションと、個性豊かな3Dキャラクターによる対戦が楽しめる本格派ボウリングゲーム。1997年7月31日に日本物産からPlayStationで発売されました。
本作は、アメリカで発売され高い評価を得たボウリングゲーム『Ten Pin Alley』を、日本物産(ニチブツ)が日本向けにローカライズした作品です。最大の特徴は、ボールの重量、回転、レーンのオイル状態、そしてピンの弾き飛び方が物理シミュレーションに基づいてリアルに再現されている点です。プレイヤーはボールの進入角度やフックのかけ具合を細かく調整できるため、実際のボウリングさながらの戦略的な投球が可能です。
登場するボウラーは、生意気な子供、パンクロッカー、筋肉質の巨漢、老婆など、海外製らしいアクの強い8名のキャラクターから選択できます。それぞれパワーやコントロールといった能力が異なり、キャラクターに応じた攻略が求められます。また、本作はパーティゲームとしての側面も強く、コントローラーを回すことで最大8人までの多人数対戦に対応しています。リプレイ機能や視点変更も充実しており、ストライクを決めた際の爽快なリアクションや、ミスした際の悔しがるアニメーションなど、ボウリング場の賑やかな雰囲気を家庭で手軽に味わえる一本です。なお、同社からはバーチャルボーイでも同名のソフトが発売されていますが、内容は全く異なる別作品です。
本作のオリジナル版『Ten Pin Alley』を開発したAmerican Softworks(ASC Games)は、当時としては先進的なモーションキャプチャー技術などを取り入れ、スポーツゲームのリアリティ向上に貢献したメーカーです。日本ではニチブツが販売しましたが、同社は脱衣麻雀だけでなく、こうした硬派なスポーツゲームのローカライズも手掛けていました。ゲームでスコアアップのコツを掴んだら、実際にボウリング場で投げてみるのも良い運動になります。













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