『DX人生ゲームII』は、1997年7月24日にタカラ(現・タカラトミー)から発売された、PlayStationおよびセガサターン対応のボードゲーム型人生シミュレーションです。前作『DX人生ゲーム』の続編にあたり、開発はKIDが担当。今作では、赤ちゃんから高校生までの成長過程を経て社会人となり、最終的に「余生」までを体験できるという、より長く多彩な人生を描く構成となっています。

ゲームは最大4人までのプレイに対応し、プレイヤーは自分の分身となるキャラクターを作成。顔のパーツや血液型、星座などを自由に設定でき、パラメータには「知力」「体力」「センス」に加えて新たに「モラル」が追加されました。マップは「メルヘン」「日本旅行」「四季」の3種類が用意され、ターン数も15〜360ターンまで自由に設定可能。さらに、ターン終了後には「シルバーマップ」と呼ばれる老後の人生を描くステージが登場し、リゾート型と開拓型の2コースから選択できます。

また、物件マップや建物マスの導入により、土地を購入・建築・増築して資産を増やす要素も加わり、戦略性が大幅に向上。職業の種類も豊富で、政治家や医師、アイドル、ゲームデザイナー、正義の味方など、ユニークな職業に就くことができます。