『ボンビンアイランド』は、ピエロの少年キッド・クラウンが、爆弾だらけの島々を舞台に決死のパズルアクションに挑む、3D爆破パズルゲーム。1997年7月18日にケムコ(コトブキシステム)からPlayStationで発売され、スーパーファミコン初期の名作『ボンバザル』の遺伝子を受け継ぎつつ、主人公を同社の人気キャラクターに置き換えたアレンジ作品として展開されました。

本作の目的は、各ステージに設置された大小様々な爆弾をすべて爆破し、安全地帯へと退避することです。爆弾には「小爆弾(1マス爆発)」「中爆弾(2マス爆発)」「大爆弾(3マス爆発)」などの種類があり、爆風に巻き込まれないように起爆スイッチを押したり、時には爆弾自体を蹴飛ばして連鎖爆発を誘発したりと、緻密な計算と手順が求められます。全6ワールド・60ステージというボリュームに加え、トランプのカードを使ったパスワード方式を採用しており、じっくりと腰を据えて遊べる作りになっています。

最大の特徴であり、同時に最大の障壁となっているのが「クォータービュー(斜め見下ろし)視点」です。3D空間で表現されたマップは回転させることが可能ですが、ブロックの重なりや高低差が把握しづらい場面が多く、パズルの難易度以上に「見にくさ」との戦いを強いられることが多々あります。しかし、爆風の連鎖が決まり、一気にステージ上の爆弾を一掃できた時の爽快感(通称:ボンバザル状態)は格別で、見た目の可愛らしさに反して脳みそをフル回転させるパズル本来の楽しさが詰まっています。

主人公のキッド・クラウンは、SFCの『キッドクラウンのクレイジーチェイス』などで活躍したケムコの看板キャラクターです。本作でもそのコミカルな動きやリアクションは健在で、失敗して黒焦げになったり、クリア時にダンスを踊ったりと、殺伐とした爆弾処理の現場を明るく盛り上げてくれます。

『ボンビンアイランド』のゲームシステムは、1990年に発売されたパズルゲーム『ボンバザル』をベースにしています。また、主人公のキッド・クラウンは『クレイジーチェイス』シリーズなどで知られるケムコのマスコット的存在です。

ボンバザル (SFC)

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