『プルーフクラブ』は、1997年7月17日にユタカから発売されたPlayStation対応の推理ボードゲーム。プレイヤーは探偵となり、殺人事件が発生した閉鎖空間(列車、洋館、豪華客船)を舞台に、他のプレイヤー(ライバル探偵)よりも早く事件の真相を解明することを競い合います。ゲームの基本ルールは世界的に有名なボードゲーム『Cluedo(クルード)』に似たシステムを採用しており、マップ上を移動して「誰が」「どこで」「何を使って」殺害を行ったかという3つの要素を推理し、正解を導き出すことが目的です。

本作の最大の特徴は、プレイするたびに犯人、凶器、犯行現場がランダムに変化するシナリオ生成システムです。シナリオ監修には『迷犬ルパン』シリーズなどで知られる著名な推理作家・辻真先氏を起用しており、本格的なミステリーの雰囲気を楽しみながら、証拠カードを集めて選択肢を絞り込む論理的な駆け引きを何度でも楽しむことができます。最大5人までの同時プレイに対応しており、パーティーゲームとしても盛り上がる一本です。

『プルーフクラブ』は、特定の原作を持たないオリジナルのゲーム作品ですが、ゲームシステムはイギリス発祥の推理ボードゲーム『Cluedo(クルード)』の影響を強く受けています。邸宅内で起きた殺人事件の犯人を推理するという古典的なスタイルです。

クルード(Cluedo)