『フォーミュラ・サーカス』は、『ムーンクレスタ』などのアーケードゲームや麻雀ソフトで知られる老舗メーカー・日本物産(ニチブツ)が発売した、F1レースゲーム。1997年5月2日にPlayStationで発売されました。
本作は、PCエンジン時代に熱狂的なファンを生んだ名作トップビューレースゲーム『F1サーカス』シリーズの最終作にして、PlayStationで発売された唯一のタイトルです。時代の流れに合わせてグラフィックはフル3Dポリゴン化されましたが、シリーズの伝統である「真上からの見下ろし視点(トップビュー)」を選択可能なカメラモードを搭載しており、往年の操作感で遊ぶこともできます。
ゲームモードには、オリジナルチームのドライバーとなって世界転戦を行う「グランプリ」や、好きなコースを走る「フリーラン」に加え、画面分割によるシリーズ初の「2人対戦モード」を収録。ユニークな点として、現代のF1マシンだけでなく、葉巻型のクラシックカーや、近未来的なデザインのフューチャーマシンが登場し、時空を超えたドリームマッチが展開されることが挙げられます。リアルな挙動よりもゲーム的な駆け引きを重視した、ニチブツF1史の最後を飾る個性派レーシングです。
【シリーズ概要:F1サーカス】
『F1サーカス』は、1990年にPCエンジンで第1作が発売されたレースゲームシリーズです。当時のF1ブームを背景に、実名に近いチームデータの収録や、マシン開発・セッティングの奥深さ、そしてトップビューならではの高速かつシビアな操作性が受け、大ヒットを記録しました。本作はその系譜を受け継ぐ最後の作品です。













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