『エルフィンパラダイス』は、人間界に降り立った5人の妖精たちとの共同生活を描く育成シミュレーションゲーム。1997年4月25日にアスク講談社からPlayStationで発売されました。

プレイヤーは美術予備校に通う少年「ワタル」となり、妖精王の命を受けて人間界へやってきた5人の「エルフィン(妖精)」たちと一つ屋根の下で暮らします。シナモン、ジャスミン、ローズマリー、ミント、カモミールと名付けられた妖精たちは、普段は手のひらサイズですが、魔力によって等身大の人間の姿になることも可能です。彼女たちと会話を重ね、スケジュールを管理して立派な妖精へと育て上げることが目的となります。

本作最大の特徴は、90年代のアニメファンを直撃する豪華絢爛な声優陣です。富沢美智恵、久川綾、丹下桜、永島由子、國府田マリ子という、当時のトップアイドル声優たちがヒロイン全員を演じています。しかし、その豪華なキャスティングとは裏腹に、ゲーム自体のボリュームは極端に少なく、数時間のプレイであっさりとエンディングを迎えてしまうことから、良くも悪くも「声優の演技を聴くためのファンディスク」として語られることの多い一作です。

本作の発売元であるアスク講談社(現・アスク)は、本来は教育用ソフトや実用書を得意とする出版社系のメーカーです。そのため、本作のような萌え要素の強い美少女育成ゲームをリリースしたことは、当時のラインナップの中でも異彩を放っていました。

エルフィンパラダイス (関連CD)

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