『えこのKIDS 誰が為に金は成る』は、『ファーランドストーリー』シリーズなどで知られるPCゲームメーカー・テイジイエル(TGL)がPlayStation市場に送り出した、独自の経済ボードゲーム。1997年4月18日に発売されました。

本作は、タイトルにある「えこの」が示す通り、「エコロジー(環境)」ではなく「エコノミー(経済)」をテーマにした作品です。プレイヤーはマップ上を移動しながら、資金を稼ぎ、資産を増やして勝利を目指すという、いわゆる「人生ゲーム」や「モノポリー」の流れを汲むボードゲームとなっています。

特筆すべきは、当時のTGLらしいPCゲーム譲りのしっかりとしたドット絵やキャラクターグラフィック、そして少し斜に構えたサブタイトル「誰が為に金は成る(ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』のパロディ)」が醸し出す独特の雰囲気です。子供向けのような可愛いパッケージデザインでありながら、シビアな金銭のやり取りや駆け引きが求められる内容は、バブル崩壊後の世相を反映した「金融教育ソフト」としての側面も持っていたのかもしれません。最大4人までの対戦が可能で、シンプルながらも熱くなれるパーティゲームです。

【開発元:テイジイエル(TGL)について】
TGL(Technical Group Laboratory)は、1990年代に『ファーランドストーリー』や『戦国美少女絵巻 空を斬る!!』などの人気シリーズを輩出したPCゲームメーカーです。家庭用ゲーム機へも積極的に参入し、本作のようなオリジナル作品や移植作を数多くリリースしていました。現在はエンターグラムとして、アドベンチャーゲームなどを中心に活動を続けています。

遊びながら経済を学ぶ!マネー系ボードゲーム

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