『ザ・グレイトバトルVI』は、1997年4月11日にバンプレストからPlayStation向けに発売されたアクションゲームで、コンパチヒーローシリーズの一作です。開発はアスペクトが担当し、シリーズとしては初めてポリゴン表現を導入した作品でもあります。

本作では、ウイングガンダムゼロ、仮面ライダーBLACK RX、ウルトラマンパワードの3人がプレイヤーキャラクターとして登場し、妖精シーランから授かったフラッシュクリスタルの力で「閃光特捜オプティカルスリー」を結成。地球を闇に包もうとする悪の軍団「サタンダークネス」と戦います。敵の首領はガンダムエピオンで、三将軍としてトールギス、シャドームーン、サイコバルタンが登場します。

ゲームは横スクロールアクションを基本に、縦スクロールシューティングや巨大ロボ「ゴッドフラッシュ」による格闘アクションステージも挿入される構成で、全5話で構成されています。ただし、セーブやパスワード機能は搭載されておらず、1人プレイ専用です。また、シリーズ皆勤だったオリジナルキャラクター「ロア」は本作には登場しません。

キャラクターの攻撃方法はそれぞれの原作に準じており、たとえばウイングガンダムゼロはバスターライフル、RXはリボルケインやバイオライダー変身、パワードはメガスペシウム光線などを使用します。各キャラには「マイティパワー」と呼ばれる必殺技も用意されています。