『ドキドキプリティリーグ』は、1997年3月28日にエクシングから発売されたPlayStation用恋愛シミュレーションゲームです。本作は、PC-9801向けに展開されていた『DokiDokiぷりてぃリーグ』シリーズをベースに、世界観やキャラクター設定を再構成した家庭用向けタイトルです。ジャンルはスポ根・ラブコメ・美少女育成型の恋愛シミュレーションで、副題は「フィールド・オブ・フェアリーズ」です。

プレイヤーは霞ヶ浦高校女子野球部の監督として、1年間で10人の部員を育成し、日本一を目指します。部員の個性に応じた練習スケジュールを組み、公式試合に勝利することで育成成果が反映されます。また、部員との交流を通じて好感度を高め、恋愛イベントを発生させることも可能です。キャラクター名の設定や一部ボイス演出にも対応しており、育成と恋愛の両面でプレイヤーの選択が物語に影響します。

1998年には続編『ドキドキプリティリーグ 熱血乙女青春記』が発売され、キャラクター・シナリオ・演出が強化されました。シリーズはラジオ番組やドラマCDなどのメディア展開も行われ、読者参加型企画としても支持を集めました。

『DokiDokiぷりてぃリーグ』は、1994年から1995年にかけてPC-9801向けに発売されたアドベンチャー+野球育成ゲームシリーズです。開発はGUP2、発売はグレイト/エクシング。全5話構成の本編に加え、完結編『Final』やWindows移植版『EX』も展開されました。『レッスルエンジェルス』のキャラクターとオリジナルキャラが登場し、スロット形式の試合パートとアドベンチャーパートで構成される独自のゲーム性が特徴です。