『トリプルプレイベースボール』は、1997年1月17日にエレクトロニック・アーツ・ビクターから発売されたPlayStation対応のスポーツ(野球)ゲーム。世界最高峰のプロ野球リーグ「MLB(メジャーリーグベースボール)」を題材に、実在する全28球団(当時)と選手たちが実名で登場する、リアル志向の野球シミュレーション作品となっています。

本作は、EA SPORTSが手掛ける「Triple Play」シリーズの1作であり、海外で発売された『Triple Play 97』の日本ローカライズ版にあたります。ポリゴンで描かれた3Dスタジアムと、モーションキャプチャーを取り入れた選手のリアルな挙動が特徴で、テレビ中継のようなカメラワークと実況解説が試合を盛り上げます。プレイヤーはシーズンモードやオールスター戦、ホームラン競争など多彩なモードで、メジャーリーガーたちのパワーとテクニックを体感することができます。

バッティングやピッチングの操作は直感的でありながら奥深く、当時の野球ゲームとしては高水準なグラフィックと演出が評価されました。野茂英雄をはじめとする日本人メジャーリーガーの活躍でMLBへの注目が高まっていた時期に発売された、本格派の洋ゲー野球タイトルです。

『トリプルプレイベースボール』は、北米のプロ野球リーグ「メジャーリーグベースボール(MLB)」を題材にしたスポーツゲームです。開発元のEA Sportsは、本作を含む「Triple Play」シリーズを1996年から2002年まで展開し、その後「MVP Baseball」シリーズへと継承されました。

Triple Play 97