『拳聖 キング・オブ・ボクシング』は、1996年11月15日にビクターインタラクティブソフトウエアより発売されたPlayStation用の3Dボクシングアクションゲームです。プレイヤーは無名の新人ボクサーとしてキャリアをスタートし、トレーニングと試合を重ねながら、世界チャンピオンの座を目指します。

本作は、ジャブ・ストレート・フック・アッパーといった基本的なパンチに加え、ランクアップによって習得できる必殺技も存在し、戦略的かつ爽快なバトルが展開されます。試合の合間にはトレーニングを行い、スピード・パワー・スタミナといった能力を自由に強化可能で、自分好みのボクサー育成が楽しめます。

ゲームシステムはリアル志向で、スタミナや疲労度の概念が導入されており、攻防の駆け引きや体力管理が重要になります。また、敵も積極的に回避行動を取るため、ラッシュのタイミングやガード崩しの工夫が求められます。セガサターン版も同時期に発売されており、当時としては比較的高い完成度を誇るボクシングゲームとして知られています。