『それいけ×ココロジー』は、1990年代初頭に「心理テストブーム」を巻き起こした伝説的なTV番組をゲーム化した心理分析ソフト。1996年11月8日にポリグラムからPlayStationで発売されました。

本作は、単なるクイズゲームではありません。画面に表示される不思議なイラストや、特定のシチュエーション(例:「森の中で動物に出会いました、それは何?」)に対する回答を選択することで、プレイヤー自身も気づいていない「深層心理」や「隠された欲望」を暴き出します。TV番組と同様に、精神分析学の大家であるユングやフロイトの理論をベースにしつつ、誰にでも楽しめるカジュアルな形式に落とし込まれているのが特徴です。

ゲームモードは、一人でじっくりと自己の内面と向き合う「1人用」に加え、最大4人まで参加可能な「多人数用」を搭載しており、友人や恋人と互いの本性を暴き合うパーティツールとしても機能します。「本当は浮気性?」「金銭感覚の正体」など、知りたくなかった事実が白日の下に晒されるスリルは、まさに番組そのものです。また、特筆すべき点として、ゲーム内のBGMをロックバンド「FENCE OF DEFENSE」の西村麻聡氏が手掛けており、心理ゲームらしからぬ重厚でミステリアスなサウンドが、診断結果を待つ間の緊張感を極限まで高めています。後に廉価版(SIMPLE1500シリーズ)としても再登場するほど、息の長い人気を誇ったタイトルです。

1991年から1992年にかけて日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組です。司会の所ジョージ氏やパネラーたちが心理テストに挑み、その意外な診断結果に一喜一憂するスタイルがお茶の間の支持を集めました。「ココロジー(Kokorogy)」という言葉は、「心(Kokoro)」と「学問(-logy)」を組み合わせた番組独自の造語であり、難解な心理学をエンターテインメントへと昇華させた功績は大きく、関連書籍はベストセラーとなりました。

書籍『それいけ!ココロジー』シリーズ
※番組から生まれた心理テスト本の数々。当時の熱狂と、今でも通じる普遍的な人間心理の面白さを再確認できます。

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