『オリンピックサッカー』は、1996年アトランタ五輪を題材にした公式ライセンスのサッカーゲームで、セガサターン/PlayStation/3DO向けに発売されたスポーツアクションタイトルです。
本作では、実際のオリンピック出場国をモデルにした代表チームが登場し、11人制の本格的なサッカーが楽しめます。ゲームモードは「エキシビション」「トーナメント」「プラクティス」などを収録。選手の動きはやや硬めながら、パス・シュート・タックル・ロングボールなど基本操作は一通り揃っており、「このクロス、意外と通るな…」といった発見もあります。
実況は英語音声で、海外開発らしい演出が特徴。グラフィックは粗めながら、ユニフォームやスタジアムの雰囲気は当時としては標準的な再現度です。選手名は実名ではなく架空ですが、国ごとのプレースタイルに若干の差異が設けられています。
セガサターン版は1996年8月30日に日本国内で発売され、PlayStation版も同年に展開。開発はSilicon Dreams、販売はアクレイムジャパンが担当しました。
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