『エクストリーム・パワー』は、惑星全土を舞台に、反乱軍との拠点の奪い合いと3D空間での機動戦を描くタクティカル・ロボットアクション。1996年5月31日にセントラルシステムズからPlayStationで発売されました。

本作は、後に『アーマード・コア』などが登場するロボットアクションゲームの黎明期に、プロファイアが開発を手掛けたフルポリゴンの意欲作です。舞台は惑星連合暦2996年、資源惑星アンビバレンス。プレイヤーは新型機動兵器「AMD-X-1 ICE BLADE」のパイロットとなり、惑星全土を占領した反乱軍を鎮圧する任務に就きます。ゲームは「作戦モード」と「戦闘モード」の二層構造になっており、単にステージをクリアするだけでなく、ヘックスで区切られた戦略マップ上で自軍の部隊を展開し、敵の拠点を制圧しながら戦線を押し上げるシミュレーション要素が含まれています。

戦闘シーンは、障害物の多い3Dフィールドをブースト移動やジャンプを駆使して駆け巡るアクションシューティング形式です。機体にはメインウェポンやサブウェポンを装備可能で、敵メカとの撃ち合いが発生します。特筆すべきは、当時のコンシューマー機としては珍しい、戦略とアクションが密接に連動したシステムです。戦闘で受けたダメージは作戦モードに戻っても自動回復せず、修理にはターン経過と資源が必要になるため、無謀な突撃が全体の敗北に直結するシビアなリソース管理が求められます。また、BGMはフュージョン系のサウンドで構成されており、硬質なSF世界観をクールに演出しています。

本作の開発元である「プロファイア(PROFIRE)」は、PCエンジンの『スチーム・ハーツ』などで知られる開発会社TGLのスタッフが独立して設立したメーカーと言われています。本作においては、PlayStation初期のハードウェア制約の中で、広大なフィールドでの高速戦闘と戦略性を両立させる挑戦的な設計が行われました。その操作の複雑さや難易度の高さから万人向けとは言い難いものの、後の3Dロボットゲームブームに先駆けた独自の試みとして、一部の愛好家から再評価されています。

エクストリーム・パワー(中古ソフト)

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