名称 | アルナムの牙 獣族十二神徒伝説 |
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ジャンル | アドベンチャー |
発売元 | ライトスタッフ |
発売日(配信日) | 1996年02月02日 |
機種 | PlayStation |
年齢区分 |
『アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』(アルナムのきば じゅうぞくじゅうにしんとでんせつ)は、PCエンジンで発売されたRPG『アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』をアドベンチャーゲームとしてプレイステーション用で発売。
主人公「ケンブ」を操作し、「アルナム」と呼ばれる世界に突如出現した肉叢(ししむら)から人類を救出する事を目的とした人種差別をテーマにした作品
ストーリー
一人の少年が相も変わらず燦々と照りしきる太陽を見上げていた。
否、少年は陽を見ていたのではない。その太陽の向こうの、おそらくは彼の目がつくりあげた幻影を見つめていたのだろう。
これから歩むべき刻の流れに、少年は今、最初の足跡を記したのだ。
少年は震えた。そして少年は、遠い目で、彼の置かれた立場を明確に認識した。
もう後へは引けない。少年は、そう自分に言い聞かせた。
少年の名はケンブ。今、彼は旅立つ…。
“清都(せいと)”と呼ばれる中央府に統治されたこの世界は、気の遠くなるほど長い間、平和で安定した日々が続いていた。
しかし、永遠に続くと思われた“人間”達の平穏な生活は、突然の事件によって危機にさらされることになる。異形の怪物“肉叢(ししむら)”の出現である。
生命あるものを無差別に襲う肉叢の脅威は月日を追うごとに増大し、人びとの不安は最早頂点に達しようとしていた。
そして人間達は、彼等が常に“卑しまれた者共”と蔑んできた“獣族(じゅうぞく)”を、肉叢から我が身を守る為の“楯”として利用する策を講じたのである。
獣族の者達が、何時頃どの様にして生まれてきたのかは定かではない。
ジュツ族代表の防人として清都へ赴くケンブにとっても、一体自分が何者かは知る由もなかった。
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