『二ノ国 漆黒の魔導士』は、ニンテンドーDS用ソフトとして発売されたスタジオジブリとレベルファイブが贈るファンタジーRPG。スタジオジブリが制作協力している。音楽は久石譲が担当。

ソフトに同梱されている本魔法指南書「マジックマスター」に描かれている『ルーン』と呼ばれる紋章を、DSのタッチペンで描くことで様々な力を発揮させ、ゲームを進行させていくのが特徴。

ある事故で最愛の母を亡くした主人公オリバー。悲しみに暮れるオリバーの前に現れたのは、異国の世界「二ノ国」からきた不思議な妖精シズクだった。

“限りなく透きとおった心”を持つオリバーに、シズクは闇の魔導士ジャボーから二ノ国を救ってほしいと頼む。はじめはためらっていたオリバーだったが、「二ノ国に行けば、母親を生き返らせることができるかもしれない」というシズクの言葉に、二ノ国へ旅立つ決意をする。

現代世界と別の時間軸に存在する“もう一つの現実”二ノ国。
オリバーは1冊の本を手に、自らの“こたえ”を求めて旅に出る……。