『ラブプラス+』は、2009年に発売された『ラブプラス』のマイナーチェンジ版として、2010年6月24日にコナミデジタルエンタテインメントよりニンテンドーDS向けに発売された恋愛シミュレーションゲームです。プレイヤーは高校生として、3人のヒロイン(高嶺愛花・小早川凛子・姉ヶ崎寧々)との恋人生活を現実時間と連動して体験します。
本作では、前作の「友達パート」「恋人パート」の構成を踏襲しつつ、新たに「熱海旅行イベント」が追加されました。恋人パートで一定の条件を満たすと、彼女と一泊二日の旅行に出かけることができ、現地での会話や写真撮影、旅館での過ごし方など、よりリアルな恋人体験が可能になります。
また、旅行中のイベントはDS本体の内蔵時計と連動して進行し、朝・昼・夜で異なる演出が用意されています。旅行先での行動はプレイヤーの選択によって変化し、彼女の反応や思い出の写真にも影響を与えます。さらに、前作からのセーブデータを引き継ぐことで、これまで築いた関係性をそのままに新要素を楽しむことができます。
『ラブプラス+』は、恋人生活を“続ける”ことに主眼を置いた設計で、従来の恋愛ゲームの「告白=ゴール」という構造を覆す作品です。現実とリンクした時間軸、音声会話、スキンシップ、イベント演出などが融合し、日常の中で“彼女と過ごす時間”をリアルに感じられる体験を提供します。













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