『リヴリーガーデン』は、錬金術で生まれた不思議な生き物「リヴリー」と共に、自分だけの箱庭世界を作り上げる育成シミュレーションゲーム。2010年01月28日にマーベラスエンターテイメントからニンテンドーDSで発売されました。開発は『MOTHER3』などで知られるブラウニーブラウンが担当しています。So-netが運営していた人気ブラウザゲーム『Livly Island』を原作としつつ、オンライン要素を排して携帯機独自のスローライフ体験を追求した作品です。プレイヤーは、枯れ果ててしまった伝説の植物「黄金ノ木」を蘇らせるため、リヴリーたちと協力して荒れた土地を緑豊かなガーデンへと再生させていきます。
ゲームプレイは、リヴリーの住処となる「ガーデン」の環境を整えるビオトープ作りが中心となります。土地を耕して種を蒔き、植物を育てることで、リヴリーのエサとなる多種多様な「虫」をおびき寄せます。リヴリーには食べた虫の色素によって体色が変化する特性があり、赤・青・緑のバランスを考えながらエサを与えることで、自分好みの色へとカスタマイズすることが可能です。また、リヴリーは宝石のウンチ「doodoo(ドゥードゥー)」を排泄するため、これを資金として帽子やアクセサリー、家具などを購入し、リヴリーを着飾ったり部屋を模様替えしたりして楽しみます。
本作の独自性は、タッチペンによる直感的なお世話と、生態系をシミュレートした奥深い育成システムにあります。撫でることでリヴリーとコミュニケーションを取れるほか、彼らが覚える「技」を使って雨を降らせたり、雑草を抜いたりと、ガーデニングの手助けをしてもらうこともできます。DS版オリジナルのリヴリーを含む50種類以上が登場し、小さな植木鉢の中で繰り広げられる、虫と植物と不思議なペットの共生関係をじっくりと観察できる癒やしの空間が広がっています。
開発元のブラウニーブラウン(現・ブラウニーズ)は、温かみのあるドット絵や独特の世界観構築に定評があるメーカーです。リヴリーというキャラクターのデザイン性や、錬金術といった少し不思議な設定に惹かれた方は、その原点であるブラウザ版の関連書籍や、同じ開発スタッフが手掛けた作品に触れることで、その優しい作風をより深く味わうことができます。













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