『プーペガールDS』は、ファッションコミュニティサイト「プーペガール」の世界観を携帯ゲーム機で再現したおしゃれコーディネートゲーム。2009年12月17日にアルヴィオンからニンテンドーDSで発売されました。その後、2010年12月16日には、アイテム数や機能を大幅に強化し、趣向の異なる2バージョンで展開された続編『プーペガールDS2 〜スウィートピンクスタイル〜/〜エレガントミントスタイル〜』も同社から発売されています。プレイヤーはファッションの街「プーペタウン」の住人となり、自身の分身であるドール「プーペ」を着飾らせて、憧れのファッションリーダーを目指す生活を送ります。

トップス、ボトムス、靴、バッグ、アクセサリーなど、数千種類にも及ぶ膨大なアイテムを組み合わせるコーディネートシステムがゲームの中核を担います。その日の気分やテーマに合わせてスタイリングを構築し、完璧に決まったコーデで街へ繰り出せば、住人たちから評価され、通貨である「リボン」や新たな型紙を獲得できます。さらに、ブティックの店員として来店客の好みに合わせた服を提案する接客要素や、ファッションコンテストへの出場を通じて、センスを磨きながらカリスマ店員として成長していくサクセスストーリーも描かれています。

本シリーズを特異なものにしているのは、ゲーム内アイテムとして「CECIL McBEE」や「LIZ LISA」といった実在する人気アパレルブランドの服が登場するリアリティです。ドット絵でありながら、レースの質感や生地の光沢、シルエットの細部に至るまでこだわり抜かれたグラフィックは、当時のファッショントレンドを忠実に反映しています。単なる着せ替えゲームに留まらず、ブランドの新作をチェックする高揚感や、TPOに合わせた服選びの楽しさといった、現実のファッションライフに近い感覚をデジタル空間で再現した点が、多くのおしゃれ層に支持されました。

ウェブサービスとしての「プーペガール」は終了しましたが、その「服へのこだわり」は本作の中に保存されています。ゲーム内で体験できるような、色合わせやアイテムの組み合わせの妙、あるいはファッションの歴史や用語に興味を持った方は、プロのスタイリストによるコーディネートブックや、ファッションの配力事典などを手に取ることで、現実のおしゃれセンスも磨くことができるでしょう。

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