『地震DS 72時間』は、大地震発生後の生存率が急激に下がるとされる「72時間」を生き抜くための知識と判断力を養うサバイバル・アドベンチャーゲーム。2009年06月25日にイオタからニンテンドーDSで発売されました。本作は、エンターテインメントとしてだけでなく、実用的な防災マニュアルとしての側面を強く持っており、東京工業大学都市地震工学センター特任教授である梶秀樹氏(工学博士)が監修を務めています。「大震災から命と家と家族を守り抜くためのDS」をコンセプトに、地震発生の瞬間から復興までのプロセスをシミュレートし、いざという時に役立つ「減災」の知恵を学びます。

被災直後の混乱した状況下で、プレイヤーは駅ビルや学校、自宅など様々な場所での被災シチュエーションを追体験します。次々と発生する余震や火災、パニックといった危機的状況に対し、タッチペンで適切な行動を選択し、生存を目指します。また、クイズ形式で防災知識を問われる「チャレンジシティ」や、AEDの操作方法、怪我の応急処置といった実技をミニゲーム形式で学ぶ要素も実装されており、正しい判断が生死を分ける緊張感の中で、冷静な行動指針を身につけることが求められます。

特筆すべきは、専門家の監修に基づいたリアリティのある情報と、約470項目にも及ぶ「防災事典」の収録です。地震のメカニズムから、避難所での生活、行政支援の手続きに至るまで、被災後に直面するであろうあらゆる課題がイラスト付きで解説されています。シリアスなテーマを扱いながらも、イラストやキャラクターを用いて子供でも親しみやすい作りになっており、家族で防災意識を高めるためのツールとしても機能する、社会的な意義の強い作品として位置づけられています。

本作の発売元であるイオタは、防災教材などを手掛けるメーカーであり、本作が唯一の家庭用ゲーム作品となります。地震大国である日本において、防災知識は生きるために不可欠なスキルです。ゲームで学んだ知識をより深めたい方や、実際の備えを万全にしたい方は、最新の防災グッズカタログや、自治体が発行する防災ハンドブックなどを参照することで、減災への意識をより具体的に高めることができるでしょう。

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