『風雲!大籠城』は、2009年に河本産業よりニンテンドーDS向けに発売された防衛型フォーメーション・マネジメントゲームです。プレイヤーは「籠流（こもりりゅう）」忍者の若き当主「籠城守（こもり しろもり）」となり、幕府転覆を企む闇の軍から日本各地の城を守る任務に挑みます。ゲームは江戸時代を舞台に、全12城×3ステージの構成で展開され、各ステージではユニット配置と資金運用による戦略的な防衛が求められます。

登場ユニットには、地上の敵に強い槍兵、空中忍者に対応する弓兵、三連撃を行う鉄砲兵、士気を高める武将、大砲による範囲攻撃などがあり、敵の種類や進行ルートに応じた配置が重要です。ゲームモードはストーリーに沿って進行する「絵巻」、任意選択可能な「曲輪」、城単位で選べる「城」、そして2人対戦が可能な「二人用」が用意されています。操作はタッチペンのみで完結し、直感的なプレイが可能です。

本作は、DSiウェア版『風雲!大籠城 改』として再構成され、追加城や早送り・一時停止機能などの改良が施されました。さらに、難易度別に「甘口!」「辛口!」「中辛!」の3作品が配信され、各バージョンには新ステージやアレンジステージが収録されています。また、Android版もリリースされており、携帯端末向けにも展開されています。