『遊☆戯☆王5D’s STARDUST ACCELERATOR -WORLD CHAMPIONSHIP 2009-』は、2009年にニンテンドーDS向けに発売された対戦型カードゲームです。本作は「遊☆戯☆王5D’s」シリーズ初のDS作品であり、アニメ第1期「ダークシグナー編」までの世界観をベースにしたシナリオモードを搭載しています。プレイヤーは不動遊星らと共に、ネオ童実野シティを舞台にした物語を進行しながらデュエルを重ねていきます。

ゲームシステムはOCG(オフィシャルカードゲーム)準拠で、2009年3月時点の禁止・制限リストが採用されています。収録カードは「CRIMSON CRISIS」までの約2800枚に及び、シンクロ召喚やチューナーの運用を中心とした第6期環境が再現されています。Wi-Fi通信によるオンライン対戦やランキング登録、詰めデュエルのダウンロード機能も搭載されており、世界大会公式ソフトとしての役割を果たしています。

演出面ではソリッドビジョンによる3D描写が導入されており、召喚されたモンスターが立体的に表示される演出が採用されています。また、前作『WORLD CHAMPIONSHIP 2008』との連動要素も存在し、特定カードの入手やキャラクター追加が可能です。同梱特典として《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》《バイス・ドラゴン》《マジカル・フィールド》の3枚が封入されており、いずれもゲーム内で使用可能となっています。