『佐賀のがばいばあちゃんDS』は、「がばい幸せアドベンチャー」とジャンル付けされたアドベンチャーゲームです。2009年2月12日にトライファーストからニンテンドーDSで発売されました。漫才師・島田洋七が自身の少年時代を綴り、ベストセラーとなった自伝的小説『佐賀のがばいばあちゃん』を原作としています。昭和30年代の佐賀を舞台に、母元を離れて暮らす少年「あきひろ」と、超貧乏ながらも明るく逞しい「ばあちゃん」との生活を描きます。

プレイヤーは主人公のあきひろを操作し、ノスタルジックな佐賀の町を探索しながら全13章の物語を進めます。ゲームの進行は、町の人々と会話をしたり、「薪割り」「風呂焚き」「川での釣り」といった当時の生活を再現したミニゲームをこなしたりすることで展開します。ばあちゃんに話しかけると、原作でも有名な「がばい語録(生きるための知恵や名言)」を聞くことができ、プレイヤーの行動によって母親からの手紙の内容などが変化する要素も盛り込まれています。

累計400万部を超えた大ベストセラー小説のゲーム化ですが、その内容は「なぜこれをゲームにしたのか」と首を傾げたくなる仕上がりです。アドベンチャーパートは単調な「お使い」の繰り返しに終始し、ミニゲームもタッチペンで単純な操作を行うだけの底の浅いものが大半を占めます。原作の持つ温かい雰囲気や感動的なストーリーは一定数再現されていますが、ゲームとしての駆け引きや爽快感は皆無に等しく、「読むだけのデジタル紙芝居」に近い実態は、多くのゲーマーを困惑させました。

本作の原作は、戦後の貧しい時代を明るく生き抜いた祖母と孫の絆を描く島田洋七の自伝的小説です。ゲーム内で描かれた昭和の質素ながらも温かい食卓の雰囲気を味わうために、レトロなアルマイト食器で食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

給食でおなじみ アルマイト食器

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