『にほんごであそぼDS』、2008年10月9日にアイイーインスティテュートから発売されたニンテンドーDS対応の日本語エンターテインメントソフト。NHK Eテレで放送されている大人気幼児向け番組をゲーム化し、狂言や古典文学といった美しい日本語の響きを、見て、聞いて、声に出して楽しむことができる知育作品となっています。
本作は、番組の監修を務める齋藤孝氏のメソッドに基づき、子供たちが自然と日本語のリズムや語彙を身につけられるよう設計されています。メインとなる「かるた」モードでは、上の句を聞いて下の句を取る古典的な遊びを通じて、名作文学やことわざを暗記することができます。また、DSのマイク機能を使った「音読」モードも搭載されており、お手本の音声に続けて声を出すことで、正しい発音やイントネーションを楽しく学ぶことが可能です。
画面には、番組でおなじみの「コニちゃん」や子供たち、そして狂言師の野村萬斎氏といったキャストが実写やアニメーションで登場します。番組の独特な衣装やセット、アーティスティックなデザインが忠実に再現されており、テレビの世界に入り込んだような感覚で遊べます。「ややこしや」などの人気コーナーもミニゲームとして収録されており、難しいと思われがちな古典芸能に親しむ最初の一歩として最適な内容です。
美しい言葉は、子供の感性を豊かにします。親子で一緒に画面を覗き込みながら、日本語が持つ面白さと奥深さに触れることができる、上質なデジタル教材です。
本作は、NHK Eテレ(教育テレビ)で2003年から放送されている子供向け番組『にほんごであそぼ』を原作としています。狂言師の野村萬斎氏や文楽の人形浄瑠璃などを起用し、日本の伝統芸能や古典文学(俳句、短歌、漢詩など)を、子供たちに親しみやすい映像と音楽で紹介する画期的な番組です。「日本語の豊かな表現に慣れ親しむ」ことを目的とし、教育現場でも高く評価されています。
原作:にほんごであそぼ












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