『DS-PICOシリーズ サンリオのパーティへいこう! おりょうり・おしゃれ・おかいもの』、2008年8月7日にコンパイルハートから発売されたニンテンドーDS対応の知育・体験バラエティゲーム。セガトイズのテレビ接続型知育玩具「PICO(ピコ)」で親しまれた名作ソフトを、ニンテンドーDSのタッチペン操作で手軽に遊べるように移植した、親子で楽しめるエデュテインメント作品となっています。

物語は、ハローキティやマイメロディといったサンリオキャラクターたちが、素敵なパーティを開くために準備をするところから始まります。プレイヤーは彼女たちを手伝うため、「おりょうり」「おしゃれ」「おかいもの」といったテーマに沿った24種類のミニゲームに挑戦します。タッチペンを使って包丁で野菜を切ったり、ドレスにアイロンをかけたり、お店で品物を選んだりと、おままごとの延長線上で楽しく社会体験ができる内容です。

本作の特徴は、文字が読めない小さなお子様でも一人で遊べるような親切設計です。キティちゃんが音声で遊び方を優しく説明してくれるため、直感的に操作を覚えることができます。また、ゲームをクリアすることでパズルのピースが集まり、一枚の絵を完成させるといった達成感のある要素も用意されています。

可愛らしいサンリオの世界観の中で、指先を使って考え、工夫する力を育む。デジタルでありながら温かみのある知育体験が、子供たちの好奇心を刺激します。

本作は、1993年にセガトイズから発売された電子知育玩具「キッズコンピュータ・ピコ」向けの絵本ソフトを、ニンテンドーDS用に移植・復刻した「DS-PICO」シリーズの第1弾です。テレビに接続して絵本型のソフトをタッチするPICOのスタイルを、DSのダブルスクリーンとタッチパネルで再現し、場所を選ばずに遊べる知育ツールとして再構築されました。

原作:キッズコンピュータ・ピコ