『スティールプリンセス -盗賊皇女-』は、お宝目当てで魔王の城に忍び込んだ盗賊の少女が、なりゆきで世界を救う勇者として冒険するアクションアドベンチャーゲーム。2008年07月31日にマーベラスエンターテイメントからニンテンドーDSで発売されました。開発は『ランドストーカー』などで知られるクライマックスが担当しており、キャラクターデザインにはアニメーターの名和宗則氏を起用しています。主人公のアニス(CV:井上麻里奈)は、伝説の勇者の血を引く「盗賊皇女」。相棒の妖精ククリ(CV:福圓美里)と共に、魔王に捕らわれた王子を救出するため、ギミック満載のダンジョンへと挑みます。

ゲームプレイは、斜め見下ろし型(クォータービュー)のフィールドを探索するアクションスタイルです。タッチペンとボタン操作の両方に対応しており、アニスの代名詞である「ムチ」を駆使して敵を攻撃したり、フックに引っ掛けて谷を飛び越えたりします。特徴的なのは、剣や槍といった武器を現地で調達する「プロキュアシステム」です。敵から奪ったり、落ちているものを拾ったりして装備を整えながら、パズルのような謎解きとアクションを攻略していきます。

本作の独自性は、クライマックス社ならではの歯ごたえのある難易度と、充実したやり込み要素にあります。全140以上のステージに加え、自分でマップを作成して交換できる「ランドメーカー」機能を搭載。さらに、開発元の社長であり『ランドストーカー』の生みの親でもある内藤寛氏が監修した超高難易度ステージ「おまけランド(通称:内藤マップ)」も収録されており、可愛らしい見た目とは裏腹に、アクションゲーマーの挑戦意欲を掻き立てる骨太な内容となっています。

開発元のクライマックスは、クォータービューのアクションRPGで一時代を築いたメーカーです。本作のシステムやマップデザインには、そのノウハウが色濃く反映されています。このジャンルの原点にして最高傑作の一つ『ランドストーカー』は「メガドライブミニ」に収録されており、本作と遊び比べることで、内藤寛氏が追求した「斜め視点の魔力」をより深く理解することができます。

メガドライブミニ (ランドストーカー収録)

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