『リクとヨハン 〜消えた2枚の絵〜』は、新米探偵と風変わりな所長のコンビが、盗まれた絵画の謎を追う隠し絵ミステリーアドベンチャーです。2008年7月3日にfonfunからニンテンドーDSで発売されました。探偵を夢見て都会へやってきた少年リクが、女好きでいい加減なヨハン探偵事務所の所長と共に、美術館から消えた絵画と、それにまつわる少女の秘密を解き明かす物語が展開されます。

ゲームのメインとなるのは、一枚のイラストの中に隠された指定のアイテムを探し出す「隠しアートパズル」です。ニンテンドーDSの2画面を使い、上画面に「探すべきモノ(カエル、靴、リンゴなど)」が表示され、下画面のごちゃごちゃした風景の中から該当するオブジェクトを見つけてタッチペンで囲みます。制限時間内にすべてのアイテムを見つければクリアとなり、ストーリーが進行します。時には「なぜこんな場所に餃子が?」とツッコミを入れたくなるようなシュールな配置もあり、純粋な観察力だけでなく、柔軟な発想(という名の寛容さ)が求められます。

『レイトン教授』シリーズのヒットに触発されて登場した数多くのフォロワー作品の一つであり、アニメ調のキャラクターや欧州風の世界観にはその影響が色濃く反映されています。しかし、ナゾトキ(論理パズル)ではなく「ウォーリーをさがせ!」的な絵探しに特化している点が本作の個性であり、同時に単調さを生む要因ともなっています。知名度は決して高くありませんが、何も考えずにひたすら絵を見つめる作業は、ある種の没入感と暇つぶしには最適な軽さを持っています。

ゲームの中で目を凝らして小さなアイテムを探す行為は、現実の観察眼を養うトレーニングにもなります。しかし、DSの小さな画面を見続けると目が疲れてしまうのも事実です。より広い視野で探索を楽しむなら、大判の「探し物絵本」を広げてみるのがおすすめです。緻密に描き込まれた写真やイラストから宝物を探す時間は、大人になってもワクワクする知的な遊びです。

世界中で愛される探し物絵本「ミッケ!」

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